SAKEカクテルセミナーin金沢 編

【平成26年4月22日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

以前このブログでレポートした↓↓↓日本酒カクテル。

SAKE HALL HIBIYA BAR編
http://tokuhain.sakefan.net/?p=1101

銀座のBARで体験してその魅力にはまった私…北陸、金沢でバーテンダーさん対象のSAKEカクテルセミナーが開催されるということで体験取材してきました!

当日配布資料。プロ向けセミナーということで資料も実践的です

セミナーは主催者の石川県「萬歳楽」小堀酒造店 吉田社長のあいさつでスタートです。

日本酒カクテルの可能性について熱く語られる「萬歳楽」小堀酒造店 吉田社長

セミナーは2部構成。1部は「SAKE HALL HIBIYA BAR」も手掛ける「MOTOZAKE仕掛人」環境開発計画 山本さんによる日本酒カクテル講義。
新しい日本酒ユーザーの獲得のために、女性や若い人が「伝統文化に会う〝場(Bar)″を創造」すべく、日本酒カクテル、またカクテルベース日本酒『MOTOZAKE』を推進する山本さん。元々バーテンダーご出身ということで、その体験談の数々に参加者の皆さんも興味しんしんでした。

講師の環境開発計画 山本さん。バーテンダーをされていたからか、上品な雰囲気が全身から漂ってます。

日本全国に広がりつつある「MOTOZAKE」の輪

北陸各県のバーテンダーさんが真剣に講義を受講中

後半二部はいよいよ実技!
参加者の皆さんに自由に日本酒カクテルを作っていただこうと、
近くの市場で朝仕入れた、フルーツに野菜。
カクテルベースとなる洋酒に交じって萬歳楽のMOTOZAKE、と梅酒!
日本酒カクテル用に開発されたトニックウォーター」、その名も「サキニック」!!
何に使うかパッと見ナゾな、面白そうな道具の数々!!!がテーブルにズラッと並びます。

材料として朝市場で仕入れたばかりのフルーツ、トマト。この日オススメのいちごはもちろん地元産。

用意されたお酒。カクテルベースの洋酒と並んでも違和感のないブルー瓶の萬歳楽「MOTOZAKE」。その隣の白い瓶がサキニック

ズラッと並んだ秘密兵器たち。一番左はレモンにそのまま差し込むだけの「レモンミスト」!参加者の皆さんも「欲しい!」とチェックされていました。

先ずは講師山本さんがイチゴやちょうど見頃だった桜を使ったカクテルを実演。
その後参加者の皆さんが想い想いにオリジナル日本酒カクテルを試作して、互いに作った日本酒カクテルを試飲しながら会場は大盛り上がり!

「観光客に『地元のカクテル』として出したらウケそう」
「日本酒がカクテルベースとしてこんなに使えるとは驚き」
「持ち帰っていろいろ試してみたい」

…と色々な声が出ていました。
来年3月末に北陸新幹線が開業する金沢。観光客がBarに立ち寄って、
「オススメは?」と頼んで出てくるのが、
地酒と「地のもの」による「日本酒カクテル」
ってなるとカッコ良いですね~

講師山本さんの実演。サスガ道具の扱いもお手のもの

バーテンダーの皆さん、想い想いに「日本酒カクテル」実験中

あまりにも皆さん楽しそうなので、私も見よう見まねで作ってみました、日本酒カクテル!
山本さんが「入門編」と言われていた「MANZAIRAKU SAKENIC」!!
クラッシュアイスを入れたグラスに、MOTOZAKEとサキニックを1対1で。
軽くステアしてからオレンジピールを軽く絞り、渋みをとってから添えれば…完成!
我ながら初めてにしてはなかなかの出来。家のみで作ったらモテちゃいそうです(笑)

生まれて初めての自作カクテル、「MANZAIRAKU SAKENIC」

ということで、2時間のセミナーもあっという間に終了。
今後全国各地でも開催予定とのこと。日本中に日本酒カクテルの輪、広がるといいですね。

左から、集客から会場セッティングまで大車輪の活躍、日本名門酒会 高橋さん、萬歳楽 吉田社長、環境開発計画 山本さん、MOTOZAKEを全国に広める宣教師、日本名門酒会 田村さん。有意義な場(Bar)をありがとうございました!

セミナーレポートなど MOTOZAKEの最新情報は公式サイトで↓↓↓
http://motozake.com/

日本酒カクテルを推進する日本名門酒会さんの公式サイトはコチラ↓↓↓
http://www.meimonshu.jp/

石川県で唯一の「MOTOZAKE」を発売。「萬歳楽」小堀酒造店さんの公式サイト↓↓↓
http://www.manzairaku.co.jp/


にいがた酒の陣2014 編

【平成26年3月25日 新潟担当特派員 佐藤 力 記】

3月15日、16日 朱鷺メッセ「ウェーブマーケット」にて開催の、「にいがた酒の陣2014」に行ってきました!
今年の来場者数は99,825名。昨年より、約1万人も多く来場されました。

会場の入り口には「こも樽」がズラリ。とても大迫力で、テンションが上がります。
これだけの数のこも樽を一挙に見られるのも、にいがた酒の陣のみではないでしょうか?
入り口をぬけて、お猪口引換所へ。気分は「いざ、出陣!」って感じです。

会場中はすでに大盛況。
各蔵元がまさに「酒の陣」と思わせるようなディスプレイがいっぱいでした。
蔵元ごとに独自の雰囲気があり、みているだけでも楽しいです。

「新潟淡麗 にいがた酒の陣」のコンセプトは、2004年の第1回から変わらず、
その土地を大切にし、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむこと。
外国の方でも、通訳さんもいるので一安心。
また、今年は越後杜氏さまと語らうこともできました。

ステージでは「HAPPYファッションショー」や「武将隊」が来場者を楽しませてくれます。

ファッションショーは、新潟の地域活性化ガールズプロジェクト「新潟ガールズ集団Lily&Marry’S」。
武将隊は、上越市の観光PR活動をしている「越後上越 上杉おもてなし武将隊」。
また、新潟県を代表するゆるキャラ、日本元祖スキー漢「レルヒさん」もきていました。

そして今年もきてくれました。10月に開催される「越後謙信SAKEまつり」のPRキャラクター「歌瀬 吟&純」。
あとでみたら、かなりのピンボケ写真。・・・かわいく撮れなくてゴメンナサイ。

最後に、利き酒用の会場限定お猪口などの戦利品をば。
今年も大変楽しませてただきまして、
各蔵元さまやイベントの関係者のみなさま、どうもありがとうございました!

にいがた酒の陣Webサイトはコチラ↓↓↓
http://sakenojin.jp/


SAKE HALL HIBIYA BAR編

【平成26年2月17日 スタッフ兼特派員 井上 浩和 記】

今日はちょっと気合を入れて「大人の街」銀座にやってきました…
「新しい日本酒」を体験できる店があるというウワサを聞き、「行かねば!」とリサーチです。

そのお店は「SAKE HALL HIBIYA BAR」さん。都内で26店舗のBARを展開する日比谷Barの「世界初」日本酒カクテル専門店です。
エントランスも居酒屋とは違い、Barのおもむき。ちょっとドキドキします。

Barということで、バックボードをチェック!
一見何の違和感もないですが、良く見ると左の棚に並んでいるのは日本酒!!
全国の地酒蔵が日本酒カクテルのベースとして開発した「MOTOZAKE【基酒】」がズラッと。
ラベルもちょっとウイスキーやバーボンみたいでこの空間にもバッチリはまってました。

先ずは店の看板メニュー「サキニック」で乾杯!「MOTOZAKE【基酒】」をソーダとトニックウォーターで割った日本酒版ジントニックです。
面白いのは人数分並んだサキニック、言われるがままに回し飲みすると…んっ?味が違う!
レシピは全く同じで違うのは「MOTOZAKE【基酒】」の銘柄。
蔵の個性ってカクテルになっても際立つんですね~。さすがです。

アテとして出てきたのが「クリームチーズの赤味噌付け」。これが旨い!!
ツマミを考える時に「日本酒と材料、調理法がつながるモノ」という基準でメニューを作るとのこと。日本酒とチーズの間を発酵調味料の代表選手 味噌がとりもって、いい感じの「マリアージュ」。なるほど!ですね。

次なるカクテルはMOTOZAKEのコンセプト「Farm to glass」を具現化したというカクテル。
写真はトマトとMOTOZAKEのカクテルですが、他に飲んでみたのはイチゴ、金柑、ピンクグレープフルーツ。
「地のMOTOZAKEと、地の野菜や果実を合わせてその土地を味わう」
それって日本酒の飲み方の王道で、それが一杯のグラスの中に詰まっている、と。納得です。

「次はシャッターチャンスです!」と言われて出てきたのはエスプーマカクテル。
これももちろん日本酒カクテル、載っているのは日本酒の泡です。
もちろん全員で撮影タイムとさせていただきました(笑)

続いて出てきたのはワサビとローズマリー!
最初聞いた時は「えっ?」と思ったんですが、これがまたイケるんです。
しかもしっかりワサビの味やローズマリーの香りが。
日本酒カクテル、面白いですね!!

2月ということでチョコを使ったデザートカクテルも。
パッと見、日本酒ベースだとは分からないですね。

と、日本酒カクテルを堪能し、すっかり開眼してしまいました(笑)
日本酒カクテルデビュー記念に奥が深そうな世界への扉を開いていただいた「MOTOZAKE」プロデューサーの山本さん(写真左)と、一緒にリサーチいただいたお2人とで記念撮影。
ありがとうございました!

【後日談】

こんな功績(ただ飲んでるだけですが…)が認められ、MOTOZAKE伝道師なるものに認定いただきました!

http://motozake.com/evangelist/%e4%ba%95%e4%b8%8a%e6%b5%a9%e5%92%8c%e3%81%95%e3%82%93.php

で、この伝道師になると自宅に「MOTOZAKEキット」が届くんです!
私の手元に届いたのは奈良の銘酒「春鹿」のMOTOZAKEと「日本酒カクテル用」に開発されたトニックウォーター「SAKENIC」。
山本さんに聞いていた通りにMOTOZAKEとSAKENICをほぼ同量ずつ混ぜると…できました!サキニック。いや~本当に簡単ですね。
家でBarができるかも?なんて妄想が広がってます。

皆さんも興味が湧きましたら、日本酒カクテル、ぜひ一度試して みて下さい。

MOTOZAKEの奥深い世界が垣間見れるWebサイトはこちら↓↓↓
http://motozake.com/

SAKE HALL HIBIYA BARさんの店舗情報はこちら↓↓↓
http://www.hibiya-bar.com/shop/sake_hall/


のと寒ぶりまつり編

【平成26年2月7日 スタッフ兼特派員 井上 浩和 記】

行って来ました!真冬のお祭り。その名も「のと寒ぶりまつり」!!
当日はあいにくの雪にも関わらず、能登半島の冬の味覚を思う存分味わうぞ!とたくさんの人が集まっていました。

会場には捕られたままの姿の寒ぶりがズラッと。
漁師の気持ちで「獲ったど~!」と言わせていただきました(笑)
ちなみに1尾だいたい2万円くらいです。

会場では地元の魚屋さんによる解体ショーが。
テレビの取材も入り、実況生中継!
解体されたぶりは刺身としてふるまわれました。これがまた…旨い!!

ぶりをいただいたらやっぱり飲みたくなるよね~ということで、
「竹葉」醸造元数馬酒造さんのブースへ。特製の甘酒をいただきました。
合わせたのはこれもやはり能登の海の幸「かきグラタン」!暖まります。

甘酒でさらに胃袋に火が付きはしご酒。
今度は「大江山」醸造元松波酒造さん。若女将に笑顔で薦められたのはちょうどいい具合に燗されたワンカップ!合わせたのはブイヤベースならぬ「ブリヤベース」です。
う~ん、沁みます(笑)

会場内は他にも「海の幸だけじゃない!」とばかりにブランド牛「能登牛のステーキ」もあり、
大学生アカペラグループによるライブもありと吹き付ける浜風もなんのその、大賑わいです。
町のはっぴを着て大忙しの地元役場や商工会の皆さんには本当に頭が下がります。
おつかれさまです。

お祭りの後はすぐ近くの民宿で1泊。
こちらでもメインはやはり「ぶり大根」!他にも能登特産の魚醤「いしり」を使った貝焼きや刺身など海の幸が満載。
合わせたのは「日本一若い酒蔵社長」数馬酒造の数馬社長と同級生の農家の方とのタッグによる限定商品。休耕田を復活させて作った能登産五百万石を100%使用した純米しずく酒!
旨すぎる!!!
能登尽くしを堪能させていただきました。

おかげさまで大満足の一日となりました。
案の定体重も約1kg増(笑)
皆さん、冬の能登、オススメですよ!!

 

「純米しずく酒、旨かった~!」の数馬酒造さん最新情報は公式fbページで↓
https://www.facebook.com/chikuhabook

「若女将、ワンカップに癒されました!」の松波酒造さんのfbページはこちら↓
https://www.facebook.com/ooeyama

「能登に行ってみたい!」と思った方、先ずは能登町公式サイトをチェック↓
http://www.town.noto.lg.jp/www/index.jsp


台湾日本酒事情レポート~はじめてのおつかい~<後編>

【平成26年1月23日 スタッフ兼特派員 井上 浩和 記】

前回に続いての台湾レポート。
知らない土地に来たのだからここはやっぱり「聖地巡盃」でしょう!↓↓↓

(参照)聖地巡盃Webサイト
http://seichi-junpai.jp/

と、やってきたのは台北最古の寺院、龍山寺。
「寺」と言いながら様々な宗教と習合して、現在では祀られている神は大小合わせて100以上(!)。健康、財運、縁結びと何でもかなえてくれるらしいです…ぜひ!お願いします(笑)

境内に入ると行列が。「郷に入れば郷に従え」で並んだ結果手にしたのが線香。なるほど。
たくさんの参拝者が線香を持って歩いているため中は真っ白。神聖な香りが充満してます。

多くの参拝者が買っていた線香。これに火を付けて境内を巡回します

龍山寺の境内。線香の煙と香り、お経の大合唱でちょっとしたトランス状態

こちらがお供え物。ごはん系もありますが多いのは甘いモノ!神さまも甘いモノ好きなんですね。

旅の無事とおいしい日本酒との出会いをお願いして、「さあ、行くか!」と向かったのは台湾に来たらココに来ないと!の夜市。
「士林観光夜市」という所に行ったのですが、魅力的なお店、メニューがぎっしり。やっぱり食べ過ぎてしまいました(笑)

夜市を堪能。どれを食べるか迷う~

夜市で台湾グルメは堪能したものの、肝心の「日本酒」には巡り会えず…
向かったのは台北市内で最大級の日本酒銘柄数を扱うダイニングSAKE BAR、「花酒蔵 A-plus」さん。とてもオシャレな外観に「本当に日本酒Bar?」と不安になりつつ店内へ。

花酒蔵A-plusさんのおしゃれな外観

恐る恐るメニューを見てみると…「お~!!」。そこには日本酒がびっしりと。
カウンターの棚にも洋酒に負けじと日本酒のラインナップが。
見慣れたあの銘柄はもちろん、「こんな渋い銘柄まで!」というサスガのセレクトです。

ハードカバーのドリンクメニューには何ページにも渡って日本酒が!来て良かった。

カウンターのボードにも日本酒がずらっと!

うれしくなってお店の人に日本語で語りかけて(まくしたてて)みると、
「ジャ、ジャスト ア モーメント プリーズ」と店員さんに変わって奥から登場したのがオーナーの陳さん。
日本語、英語、台湾語を使いこなす陳さんと日本酒を肴に国際交流させていただきました!

オーナーの陳さん。大型バイクを乗りこなすカッコ良い「日本酒女子」でした。

お店オリジナルの冷酒に合わせていただいたのは鴨肉のソテーとツナをディップした自家製チップスの2皿。どちらも日本酒とぴったりマッチしてました。

日本酒もおいしくいただき、つまみもごちそうになり、ほろ酔い気分で日本、台湾のあれやこれやを語り合い…「日本酒は世界共通語だ!」と再認識。
陳さんと日本で、台北での再会を誓って、台湾の夜は更けていきました…

そんなこんなであっという間に帰国の日。ちょっと油断していたら…やっぱり道に迷いました(泣)
散々歩いてたどり着いた旅行センターで渡された日本語のメモ。
なんだか今話題の「リアル○○ゲーム」みたいですが、まさに「リアル」!
ドキドキしながらミッションクリア。おかげさまでなんとか帰国することが出来ました。

思わぬところで「なぞとき」体験。無事クリアできました!

同じアジアでありながら、文化や嗜好の違いが色々な所に見えて発見が多かった今回の旅。そんな台湾で飲む日本酒もやっぱり美味しかったです!!

日本酒がさらに世界中に広まって、様々な国の人たちと「日本酒談義」できる日もすぐそこかもしれないですね。そんな日が来るのが楽しみです。

 

日本酒ファンの皆さん、台北にお越しの際はぜひこちらへ↓↓↓

花酒蔵 Aplus Dining Sake Bar
http://www.aplusdiningbar.com.tw/

同facebookページ
https://www.facebook.com/APLUSDININGSAKEBAR

この場を借りまして、陳さんごちそうさまでした!&ありがとうございました!!


台湾日本酒事情レポート~はじめてのおつかい~<前編>

【平成26年1月18日 スタッフ兼特派員 井上 浩和 記】

最近雑誌や各メディアの情報で、また全国の蔵元とお話ししていて、コトあるたびに「今海外で日本酒が熱い‼」と見聞きし、コレは一度体験しないと!と昨年末行って来ました。台湾。
しかも学生時赤点を取りまくったレベルの語学力で無謀にも一人旅…
しっかり保険もかけて「はじめてのおつかい」並に決死の覚悟で臨んだレポートを2回に分けてお届けします。

台湾といえば親日の国として知られていますが、国別訪日観光客数も147万人で韓国に次いで第2位。羽田、関空以外に全国各地から直行便が就航していてフライト時間も約3時間。とても「近い」外国です。

台北の玄関口、桃園国際空港に到着。

今回のメインイベントは昨年台湾での日本酒啓蒙を目的に開校した日本酒学校『乾杯SAKE学苑』の授業参加。毎月日本各地の蔵元が講師として登壇し、台湾の業務店、ソムリエ、インポーターの方たちが参加して熱い授業を繰り広げているとのこと。
12月の講師は宮城県「浦霞」佐浦社長です。

校長先生、酒サムライコーディネーター平出淑恵さんの開講あいさつ

 

12月の講師、「浦霞」佐浦社長

5種類のお酒の試飲も交えた授業。宮城県の紹介から「浦霞」の歴史、酒造りのこだわり…と充実した内容に生徒の皆さんのノートも盃も進みます。

授業風景。佐浦社長の講義をスタッフのユエインさん(左)が同時通訳

登場に会場から歓声が起こった「梅酒」。台湾の皆さんは甘いモノ好きということで、梅酒の人気が高いそうです。

 

授業後生徒の方に見せていただいたノート。授業の内容がビッチリ。

 

授業後の記念写真。私も左端の酒サムライ平出 荘司さんの隣にちゃっかり写ってます

 

授業に続いては会場を変えて酒ディナー。
台北のランドマーク、TAIPEI101の85階にある正統派台湾料理の名店「欣葉」で台湾料理と「浦霞」のマリアージュ、国際交流戦です。

 

台北のランドマーク、台北101。この85階が酒ディナーの会場です。

テーブルのセッティングにも重厚感が

個人的に「地酒はその土地で、その地の食とその地の人と味わうのが一番!」と思っていたのですが、ちょっと目からうろこ!でした。
日本にも思い入れの強いお店の顧問が当日提供されるお酒に合わせて用意された料理の数々は「まさに台湾料理!」でありながら、「浦霞」のさまざまな銘柄の特徴も引き立てる、いわば理想的な「国際結婚」!思わず「贅沢だ~」と言葉が漏れるマリアージュを堪能しました。

フカヒレは浦霞を代表する「禅」と。今想い出してもうっとりするようなマリアージュでした。

当日の料理とお酒のメニュー。心からごちそうさまでした!

台湾料理との国際結婚を果たした「浦霞」の6銘柄

日本酒、台湾料理双方の相性の良さというか懐の深さを感じつつ、日本酒という文化を「伝えたい!」という蔵元や主催者と「日本酒のことをもっと知りたい!」「味わいたい!」という台湾の皆さんの熱気を実際に体験できた貴重な1日となりました!

いや~来て良かった!!

ということで残りは後編で。台湾の文化を堪能しつつ、日本酒を言語に「飲みニケーション」してきた成果をレポートしますのでお楽しみに!

 

今回色々とお世話になった乾杯SAKE学苑、校長の平出さんのブログ。授業の様子や酒ディナーについてもより詳しく書かれています↓↓↓平出さん、ありがとうございました!

http://blog.coopsachi.jp/?eid=408

平出さんがコーディネーターを務める酒サムライの活動近況はこちらでチェック!日本酒の海外での最新情報が満載です。

酒サムライ公式facebookページ、酒サムライサポーターズクラブhttps://www.facebook.com/sakesamurai

ご一緒させていただいた宮城県「浦霞」さんの情報はコチラ↓↓↓佐浦社長、お世話になりました!

「浦霞」コーポレイトサイト
http://www.urakasumi.com/

同facebookページ
https://www.facebook.com/urakasumi

 


ユネスコ無形文化遺産 奥能登「あえのこと」編

【平成26年1月6日 スタッフ兼特派員 井上 浩和 記】

昨年「和食」が新たに登録されたユネスコの無形文化遺産。
TV、新聞他各メディアでも取り上げられていましたが、日本では23番目の登録だそうです。
同じく無形文化遺産に2009年登録されたのが石川県奥能登に伝わる農耕儀礼「奥能登のあえのこと」。毎年12月と2月の年2回行われるこの祭事に今回お伺いしてきました。

あえのことの「あえ」は神を供応する「饗」、ことはハレの行事を意味する「事」で、つなげて「饗の事」。一年の収穫を感謝して田の神様を自宅に招きごちそうなどでおもてなしする祭事です。

今回お伺いするお宅では集落を代表して実施するということで、近所のお宅からも農作物や魚、そしてもちろん米から作られるお酒も持ちこまれ、お迎えする準備は万全です。

神様をお迎えする準備中

 

もちろん日本酒も!

準備が整ったところで神様をお迎えに田んぼへ。
ごあいさつのあと榊に宿して家にお連れします。
神様はご夫婦ということで榊も2本。目が悪い神様のために歩きにくいところや段差など声掛けしながらご案内されていました。

お迎えに来たごあいさつ

 

ご夫婦の神様を榊に宿してお連れします

 

道中声掛けしながらご案内

 

家に着いたら囲炉裏でひと休み

囲炉裏でひと息ついたら今度はお風呂(!)
湯加減を聞きながら冷え切った体を温めていただきます。
その間台所は大忙し!神様に召し上がっていただく御膳の仕上げが急ピッチで進みます。

お母さま方の動きがペースアップ

 

御膳の最終仕上げ

御膳のセット完了!

お銚子もちゃんとセットされています

御膳が整ったところでお風呂上がりの神様をご案内。当主が一年の収穫に感謝のごあいさつを述べた後、料理一品一品について説明していきます。料理の食材は自家で生産したものや近隣で採れたもの。
調理の仕方にも家によって違うようですが、
「煮しめの具材の種類は奇数にする」
「焼いたものは田が焼けるとして縁起が悪いから使用しない」
「出世魚であるブリを使う」
と縁起を担いだこだわりが満載です! お酒ももともとは神様は甘いモノが好物ということで、収穫に感謝する意味も込めて各家で甘酒を作りお供えしていたそうですが、近年は清酒をお供えする家が増えてきたとのこと。
神様もきっと日本酒、好きですよね!

御膳についた神様に当主から感謝のごあいさつ

御膳の料理について一品ずつご説明

神様のお食事が終わったらいよいよ直会(なおらい)!
神様にお供えしたお下がりをみんなでいただきます。
地元の子どもたちにとってあえのことは伝統的な儀式の日というよりもごちそうを食べられる日!その気持ち良く分かります(笑)

神様は招かれたお宅でそのまま冬を越し、2月にもう一度儀式があって田に送り出されます。こういった儀式がキチンと残っていて今でも体験できる日本はスゴイですね!
そしてこんな儀式で登場する「日本酒」もスゴイ!です。

世界に伝えるべき日本の文化として、しっかり理解してしっかり伝えていかないといけないですね。

「あえのこと」についてはコチラ↓↓↓

http://www.town.noto.lg.jp/www/event/detail.jsp?common_id=3171

 


和歌山県「羅生門」田端酒造編

【平成25年12月28日 和歌山県担当特派員 吉野 岩則 記】

平成25年もあと4日、年末駆け込みの特派員レポート!ご紹介するのは「羅生門」でおなじみの和歌山県田端酒造さん。モンドセレクションで25年連続グランプリを受賞され、日本国内はもとよりヨーロッパやアメリカ、中国、そして東南アジア等、世界にファンを持つ酒蔵さんです。

事務所入り口の商品ディスプレイ。「羅生門」商品にはモンドセレクション受賞のシールが

そんな田端酒造さんの長い歴史でも初めての女性の蔵人が長谷川聡子さん。名刺をいただくと「七代目蔵元」の肩書が。造りのほかにも商品企画、プロモーションと大忙しの長谷川さんに蔵でお話をお聞きしました。

蔵で長谷川さんに直撃取材!

長谷川さんは双子のママ!しかもご自宅は関東!!
時にはお子さんを連れて蔵とご自宅を行き来されているとのこと。そのうえで酒造りも…「大変じゃないですか?」とお聞きしたら「自分の子どもみたいで育っていくのが楽しみなんです」とのこと。母は偉大です!

仕込み中のお酒を見せていただく時も笑顔の長谷川さん。子どもを紹介するママのような気持ちでしょうか

順調に育ってますね(笑)

長谷川さんに蔵人になったきっかけをお聞きしてみると、「他県に比べて少し『日本酒』のイメージが薄い和歌山県。もっと発信しないと!と思い、その為には日本酒のことを勉強しないといけないと考えて、酒造りの作業に参加するようになりました」とのこと。
そんな想いもあってか、長谷川さんの名前を付けた「さと子のお酒」は米、水、酵母全てを和歌山産にこだわって造られています。

さとこのお酒紹介ページ(田端酒造公式サイト内)
http://www.rashomon-kuramoto.co.jp/satoko.php

蔵で取材していて感じたのは長谷川さんも含めた蔵人の皆さんのチームワークの良さ。長谷川さんが女性ということで「力仕事の時はいつも私が一番楽なポジションに。みんなのそんな配慮がやさしいです」とのこと。男性として勉強になります(笑)

長谷川さんが蔵に入る時は優しい気遣いを見せる男前な蔵人の皆さん

東京と和歌山を行き来しながら「和歌山産」にこだわって酒造りに、そしてママとの両立に取り組む長谷川さん。これからどんな「子どもたち」が育つのか楽しみです!

長谷川さんと愛娘、「さと子のお酒」の2ショット!

【お問合せ先】

田端酒造株式会社 〒640-8328 和歌山県和歌山市木広町5-2-15

★田端酒造さんの最新情報はこちらで↓↓↓                                  公式Webサイト http://www.rashomon-kuramoto.co.jp/


京都府「招德酒造」編

【平成25年12月26日 京都府担当特派員 宮下 英夫 記】

今回お伺いしたのは京都 伏見の招德酒造さん。
日本を代表する酒処、伏見で純米酒にこだわって造りをされている蔵元です。

お会いしたのは杜氏の大塚真帆さん。酒蔵が集まる伏見で唯一の女性杜氏です。

お話をしている間にも蔵の様子が気になる大塚杜氏。「ちょっと蔵に行って来ていいですか?」とダッシュ!蔵の中でも工程のチェックや次の作業の準備に余念がありません。

大塚杜氏にはまだ小さなお子さんがいらっしゃるとのこと。
だんなさんも蔵人ということで、造りが始まると子育ても夫婦で協力して乗り切るそうですが、時間が不規則で微生物が相手の酒造り。結構ご苦労もおありかと聞いてみると
「子どもよりもお酒のほうが素直に育つかも?」と笑顔で話されていました。

大塚杜氏は社員杜氏。商品企画やデザインも担当されていて、造りの季節以外はそちらでお忙しいとのこと。
デザインについてはだれかに習ったわけではなく「見よう見まねで…」と言われていたのですが、結構カワイイ商品が並びます。
思わず季節限定のデザインボトル、買っちゃいました(笑)

京都ということで、生湯葉と合せていただきました

ということで京都の夜も更けて行きます…
皆さんも京都にお越しの際は「招德」を、ぜひお試しください!

【お問合せ先】

招德酒造株式会社 〒612-8338 京都府京都市伏見区舞台町16

★招德酒造さんの最新情報はこちらで↓↓↓                               公式Webサイト http://www.shoutoku.co.jp/

★大塚杜氏デザインの商品はこちらでチェック↓↓↓
ショッピングサイト http://shoutoku-shop.com/


長野県「真澄」宮坂醸造編

【平成25年12月16日 長野県担当特派員 俵 克也 記】

今回日本酒ファンの皆さんにレポートをお届けしようとお伺いしたのは長野県諏訪市の「真澄」宮坂醸造さん。
七号酵母誕生の酒蔵としてお馴染みかと思います。

銘醸蔵の風格漂う蔵元ショップ「セラ真澄」のエントランス

そしてお会いしたのは蔵元ショップ「セラ真澄」ショップディレクターの宮坂公美さん。
当主の奥さまです。

ショップディレクターの宮坂公美さん。

宮坂さんにご案内いただいてショップに入ると先ず目につくのがこだわりの食品ラインナップ。「あれ?酒蔵の直営店なのに??」と思うくらい充実した品ぞろえ。
理由をお聞きしてみると「お酒に限らず地域の方に良いものを紹介したい!」という想いでセレクトされているとのこと。諏訪市内で唯一「良い食品づくりの会」にも参加されています。
印象に残ったエピソードがディスプレイされているコーヒー豆について。
「コーヒー豆と水というシンプルな材料で、作り手のこだわりと技、強い思いで豊かな味わいを生み出すコーヒーは日本酒と通じるものがあると思ったんです。」
コーヒーと日本酒の共通点、そんな風に考えたことはありませんでした。
まさに「ものづくり」ですね。

食品コーナーには全国各地からこだわりの逸品が。一番手前のカゴに盛られているのがエピソードの丸山珈琲さんの商品。もちろん購入しました(笑)

食品コーナーを抜けると今度はギャラリースペースが。
お伺いした時にはクリスマスが近いということで隣県山梨のクリエイターさんによる真澄さんの升をあしらった作品が。「かわいい~!!」。
お伺いした前日のワークショップも地元のカップルやファミリーで賑わっていたそうです。

「升の中に家を建てましょう!」というワークショップの直後。真澄さんの升の中に色々なお家が建ってました。

展示の内容やアーティストさんとの交渉も宮坂さんの担当。
「地元のアーティストの発表の場になればうれしいし、買い物に来るお客様にも喜んでもらえたら…」
とのこと。こんなお店が近所にあったら通ってしまいますね(笑)

ちょうどギャラリーにいらしたアーティストの浅井さんによると、宮坂さんの行動力と人柄にみんなが巻き込まれてどんどん楽しいことが起きているとのこと。宮坂さん、強力な磁場をお持ちです。

展示を開催していたクリエイターの浅井やすこさんと宮坂さん

お話ししていたらまた興味深いエピソードが。
地元で噂になっていた石窯の移動ピザ屋さんが気になって食べに行った宮坂さん。本当に美味しくてピザ屋さんと交渉。今では月2回ほどセラ真澄前で開店しているそうです!
確かにすごい行動力。今度食べに来ます(笑)

「地域の人が集まる場所になればモノがつながり人がつながる。地元でがんばって発信している人と、情報を欲している人の接点としてセラ真澄が機能していけるとうれしいんです。地域の皆さんへの『お福分け』ですね」

とのこと。良いモノ、良い人、良い情報が自然と集まるステキなショップです。
皆さんも諏訪にお越しの際はぜひ!お立ち寄りください。

「良いモノ」には当然真澄さんの日本酒も。「セラ真澄」にはグラス代300円で色々な酒質を試せるシックな試飲コーナーもありますので日本酒目当ての方もご安心を。

充実した試飲コーナー。試飲時に購入したグラスは持ち帰りできます。

 

私がゲットした先月蔵出しされたばかりの「吟醸あらばしり」

真澄さんを出て「せっかく諏訪だから」と近くの蕎麦屋さんへ。

4色蕎麦。旨かったです!

諏訪の水のようなキレイな味の蕎麦。「さっきのあらばしりと合せて…」とそそられましたが残念ながら今日はドライバー。家まで我慢します。

「真澄」蔵元公式サイト
http://www.masumi.co.jp/

蔵元ショップ「セラ真澄」Webサイト
http://www.cellamasumi.jp/