「能登杜氏組合能登町支部 例大祭」編

【平成25年10月14日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

今回はちょっと貴重な体験談を。
日本四大杜氏の一つとされる酒造りの職人集団 能登杜氏(南部杜氏、越後杜氏、但馬杜氏に能登杜氏で四大杜氏)。その能登町支部 例大祭に参加させていただきました!

会場は地元 石川県能登町 松波神社。当日は結構激しい雨模様でしたがその分神聖な空気が漂います。私も緊張でドキドキしてきました(笑)

会場 松波神社。結構激しい雨が降っていました。

例大祭は四家支部長のあいさつでスタート。四家支部長は地元「竹葉」数馬酒造さんの杜氏さんです。

数馬酒造杜氏、四家支部長のあいさつで例大祭スタート

会場には20人を越える能登杜氏のみなさんに蔵元、自治体他関係者が。
地元のメディアも取材に来ていました。

お祓いを受けているところです

 

蔵元を代表して地元能登町「竹葉」数馬社長も参列されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

宮司さんにお聞きしたところ
「1年間皆が無事で酒造りできるように」
「おいしいお酒ができるように」
「留守中家族が無事で過ごせるように」
の3つを毎年祈願されているとのこと。自分のことだけでなく、造るお酒や家族のことも想われているところがグッと来ます。

宮司さんと能登町支部の事務局をされている町役場職員谷内さん。手に持たれているのはお祓いを受けた「お神酒」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は会場を変えて勉強会。金沢国税局鑑定官室から講師を招いて、酒税法の留意事項や最近の造りの注意事項を聞きました。
皆さんキチンとメモを取られて表情も真剣そのものです。

講義を受ける杜氏の皆さん。キチンとメモも取られる風景は学校の教室のようでした。

講師の方のお話にも熱がこもります

 

 

 

 

 

 

 

講義の後は「待ってました!」のきき酒会。参加者の皆さんが造った今年の「ひやおろし」がずらっと並ぶ画は圧巻です。

全国の地酒蔵から「ひやおろし」がずらっと!

きき酒会といっても杜氏さんが揃っていると内容も違います。
仲間同志で感想を言い合ったり、造りについての悩みを相談したり、それに対して真剣にアドバイスをしたり…。ちょっと驚いたのは技術的な内容について、皆さん自分が苦労して得たであろうノウハウを惜しげもなくアドバイスされていたこと。
「ここにいるのはライバルの前に仲間だから」という参加されていたお一人の言葉が胸に沁みました。

皆さん「自分の酒」と「仲間の酒」を飲み比べ。ハイレベルな酒談義が盛り上がっていました。

最後は宴会場での懇親会。能登杜氏四天王と呼ばれ現代の名工、黄綬褒章も受けられている農口杜氏(「菊姫」「常きげん」)、中杜氏(「天狗舞」)に地元能登町の町長さんや町議会の議長さんほかゲストも加わってそうそうたる顔触れ。
でもそこは地元の方がほとんどという気さくさで和気あいあいと大盛り上がり。

私も朝の緊張はどこへやら(笑)。杜氏さんの解説を聞きながらその造られたお酒を飲むという贅沢な時間を堪能。
それにしても杜氏の皆さん、さすが人生の大先輩だけに話が面白い&奥が深い!お酒の話がいつの間にか生き方の話になり、「前を向いて進んで行けばいい!」とアドバイスまでいただきました(笑)

冒頭ごあいさつされていた地元能登町の持木町長。

 

 

 

 

 

 

乾杯のお酒はもちろん例大祭でお祓いされたお神酒!ありがたくいただきました。

 

 

 

 

 

 

和やかな楽しい宴席でした!

 

地元では能登地域を言い表す表現として「能登はやさしや土までも」という言葉があるそうですが、その優しさ、大きさが能登杜氏の皆さんの造りを通して美味しいお酒になっているんだな~と実感した一日でした。
能登杜氏の皆さん、今年もおいしい日本酒を、よろしくお願いします!!
そして日本酒ファンの皆さんも能登杜氏が醸すお酒を飲むのはもちろん、ぜひ一度能登町へ!!
また違った日本酒の魅力に気付けるかもしれませんよ。
能登杜氏の地元、石川県能登町の情報はコチラで↓↓↓

能登町公式サイト
http://www.town.noto.lg.jp/