茨城県「月の井酒造店」編

【平成25年12月8日 茨城県担当特派員 青山 智和 記】

今回お会いしてきたのは茨城県「月の井酒造店」の坂本敬子社長。
ご主人である先代がガンで亡くなられて後を継がれたのですが、その先代との闘病記が「さいごの約束」として出版され、舘ひろしさんと安田成美さん主演でドラマ化もされています。
遅まきながら今回お会いする前に初めて読んだのですが…、「家族って暖かいな~」の一言。思わず声が聞きたくなって用事もなく両親に電話してしまいました。
最近仕事ばっかりで家族との時間を作ってないな~というアナタ、ぜひご一読を!

何度となく涙腺を刺激されました。

月の井酒造店さんがあるのは茨城県大洗町、海のすぐそば。
蔵のタンクに書かれていたキャッチコピーが「潮風の酒蔵」…爽やかです!

そしていよいよ坂本社長にごあいさつ。
本に病床のご主人と「オーガニックの日本酒を造る」と約束されて、米だけでなく造りの工程まで有機とうたえるようにがんばって審査を受けた、というエピソードがあるのですが、そういったこだわりの蔵元の顔がある一方で、大学生の息子さんの心配もされるママの一面もあり。イメージしていた通りのやさしい方でした!

坂本社長がオススメとして持たれているのは発泡清酒「淡薫泡(あくあ)」

そんな坂本社長から「せっかくだから」とごちそうになったのが酒粕アイス。

これがまた絶品!確かに酒粕の味もするんですが「酒臭い!」とかは全くなく、程よいアクセントに。これなら普段日本酒を飲まない女子たちにもうけそうです。

想像以上の美味しさに思わず大はしゃぎ!

月の井さんを後にして、せっかくだから潮風にあたろうとすぐ近くの海に。
大洗町といえば「神磯の鳥居 (かみいそのとりい)」。平安時代、海岸の岩礁に神が降り立ったといわれる地に立った鳥居で日の出のビュースポットとしても有名です。
こういう由緒ある場所からの潮風が月の井さんに届いているんでしょうね~

鳥居に近付くと波がすぐそこまで。

今回月の井酒造店さんでゲットしたのは有機米純米酒「和の月(なのつき)」80。
本にも商品化のエピソードが載っていた「オーガニックの日本酒」です。
有機米の味を味わってもらえるようにとあえて精米歩合80%。
「和の月」の文字は亡くなる直前に坂本社長のご主人が書かれたもの。
本の内容を想い出しつつ、ありがたくいただきます!!

月の井酒造店さんの情報はコチラから↓↓↓

株式会社月の井酒造店Webサイト
http://www.tsukinoi.co.jp/

 


富山県「富美菊酒造」編

【平成25年12月3日 富山県担当特派員 宮崎 公平 記】

先月発売のPen「おいしい日本酒。」特集号。
富山県の「羽根屋」富美菊酒造さんが星付き50銘柄の中で最高位3つ星獲得!ということで、これは行ってこなきゃと早速お伺いしてきました。

ご対応いただいたのは羽根千鶴子さん。
蔵人兼営業部長。杜氏でもある羽根常務の奥さまです。

つい最近まで専業主婦だったという千鶴子さん。ふとしたきっかけで蔵に入り、今では「日本酒の良さを一人でも多くの人に知ってもらいたい!」と全国を飛び回っています。

追い求める理想の日本酒の味はご主人と同じとのこと。たまにご主人が仕込んだ日本酒の味をみては突っ込みを入れているそうです。「いつもうるさい私がたまにだまって飲んでいると手応えを感じるようです」と笑って話されているのが印象的でした。

富美菊さんの特徴と言えば四季醸造。「常に出来立てを飲んで欲しい」と去年から始められたそうです。四季醸造を実現する為仕込みの道具は巨大冷蔵庫の中。入り口の温度計は「-2℃」!この中で作業って…凍えます…ブルブル

この中に仕込みの道具が

ちょっと入るのをためらってしまう「-2℃」

四季醸造と言えば大手さんの「機械で大量生産」の工場をイメージしますが、富美菊さんは「すべてのお酒を大吟醸と同じように醸す」と手作業で1本1本丁寧に造られています。
そのこだわりが雑誌での高評価にもつながったんだな~と納得です。

もろみをチェックする千鶴子さん

「日本酒の究極を目指す!」が最終目標だという千鶴子さん。
日本の良い文化を守るためにも美味しい日本酒を造り続ける使命があると強いまなざしで語られていました。
ご主人と実現される「日本酒の究極」がどんな味か、いつか飲んでみたいです!

 

【お問合せ先】

富美菊酒造株式会社
〒930-2214 富山県富山市百塚134-3
telephone 076-441-9594

★富美菊酒造さんの最新情報はこちらで↓↓↓                               公式Webサイト http://www.fumigiku.co.jp/                              facebookページ https://www.facebook.com/fumigiku

 


聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」編②~日本酒から世界酒へ/能登杜氏の技を知る~

【平成25年11月30日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

先日キックオフをレポートした聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」編。順調に進んでます!
今回は東京から講師を招いて勉強会。
講師は「Sakeから観光立国」をテーマに活動されている酒サムライコーディネーターの平出淑恵さん。国際的なワインの品評会、IWCの日本酒部門創設に尽力されたり、観光庁の酒蔵ツーリズム推進協議会に参加されていたりと世界を舞台に日本酒を発信されている方です。

セミナー講師の平出淑恵さん

セミナーのテーマは「日本酒を世界酒へ」。
講師の体験談や実例を交えたお話に、参加した能登の蔵元、杜氏、自治体他地元の皆さんも「自分たちも!!」とハートに火がつく場となりました。

参加者の皆さんも講師の話に引き込まれていました。

セミナーの後は懇親会。
平出さんに地元3社の蔵元と自治体担当者で囲炉裏を囲んで能登の海の幸、山の幸を満喫。
もちろん各蔵元自慢の日本酒もたっぷりいただきました!

採れたてマツタケを炉端焼きで!!

 

能登のごちそうのお供はもちろん!能登杜氏のお酒。

平出さんを囲んで記念撮影。「日本酒を世界酒に」の話も肴に盛り上がりました。

2日目は平出さんと「能登杜氏の技」を知るべく蔵元見学。
先ずは「竹葉」数馬酒造さん。初日からお付き合いいただいている数馬社長にご案内いただきました。

数馬社長と平出さんのツーショット

蔵ではちょうど仕込みの真っ最中。麹、つくりなどの工程を見学しました。
能登杜氏 四家(しやけ)杜氏の真剣な表情とムダのない動きに思わず見惚れてしまいます。

四家杜氏の説明を受ける平出さん

「せっかくだから食べてみるか」といただいたのが麹。本当に栗の味がしました。旨い!

これが麹です。ほんのり甘くて本当に栗の味がしました。

2件目は「大江山」松波酒造さんへ。杉本杜氏は初日のセミナーに続いての登場です。
松波酒造さんでは「せっかくだから…」とを試飲。
これが醗酵中でシュワシュワとしていて…旨い!!蔵でないといただけない味ですね。

平出さんと松波酒造の金七社長(中央)と杉本杜氏(右)

これが「」です。これが美味しい日本酒になるんですね~

蔵見学を終え、立ち寄ったイタリアンのレストランで最初に出たのが「酒粕のスープ」!
奥深い味わいに「何が入っているんだろう…」とおかみに聞いてみると「自家製のいしりです」とのこと。
いしりとは、イカの内臓を醗酵させて熟成させた能登名産の魚醤。
醗酵文化の「いしり」と醸造文化の「酒粕」が重なった深い味に思わず「能登は豊かだ」の一言が漏れました。

酒粕のスープ、隠し味は「いしり」

聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」編はまだまだ続きます。次回をお楽しみに。

※今回能登杜氏を訪ねて訪問した蔵元さん情報はこちらで↓↓↓

数馬酒造さん
https://www.facebook.com/chikuhabook

松波酒造さん
https://www.facebook.com/ooeyama

 


石川県「SAKE MARCHE」編

【平成25年11月13日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

石川の地酒と美食の祭典「SAKE MARCHE」。今年初開催!ということで、張り切って参戦してきました。

当日は絶好の「外飲み」日和。3連休の初日ということもあり、開演前から家族連れやカップル、団体など日本酒ファンがちらほらと。

気分が盛り上がってきたところで、受付でイベント内通貨の「MARCHEチケット」と試飲用のグラスをゲット!あとは開演を待つばかりです。

チケット売り場を担当されていたのは能登「大江山」若女将の金七さん。

そして、いよいよ「間もなく開演」のアナウンスが!ステージ前に各蔵元の法被を着た皆さんが勢ぞろい!会場の期待感も高まってきました!!

そしていよいよ開演!先ずは石川県酒造組合連合会会長、「日栄」蔵元中村社長のスピーチ。石川県は北陸新幹線の金沢開業が来年度末に迫り、都市圏からの集客に向けて地域全体が盛り上がっているところ。日本酒も業界全体で盛り上げて行く!と熱のこもったメッセージに続いて、もちろん「日本酒で乾杯!」です。

冒頭あいさつされた石川県酒造組合連合会 会長、 「日栄」蔵元の中村社長

 

日本酒で乾杯!

会場には多くの日本酒応援団が。日本酒女子もイベントに花を添えます。

と、よそ見をしているちょっとの間に各ブースには行列が…。
これは負けていられない!といざ出陣!!
SAKE MARCHEは「地酒と美食」と銘打つだけあってフードも充実。
県内の有名レストラン、料亭、お寿司屋さんが腕をふるった「酒の肴」が並びます。

能登からは牛筋の煮込み。ちょっと肌寒いところにこの湯気と香りでやられました。

こちらも周りに素敵な香りをふりまいていた牛肉と山菜のほうば焼き

金沢と言えばやっぱりお寿司!行列のお寿司屋さんでお目当てのお寿司をゲットして思わず笑顔

腹ごしらえも済んだところでいよいよお目当ての蔵元ブース!
県内30の蔵元がズラッと勢ぞろい!ですが…途中で気持ちよくなってしまい(笑)
画像がごく一部でスミマセン!↓↓↓で雰囲気だけ味わって下さい。

能登、「竹葉」醸造元数馬酒造さん。右は数馬専務。

同じく能登、「大江山」金七酒造さん

「萬歳楽」蔵元小堀酒造店さん

「手取川」蔵元吉田酒造店さん

月のかぶりものが目立ってました。「加賀ノ月」蔵元、加越さん

「天狗舞」車多酒造さんのブースには「能登杜氏四天王」の一人。統括杜氏の中さんもいらっしゃいました。

ということで、秋晴れの土曜日に昼から美味しい肴と日本酒で石川県の「食」を満喫。
いい感じで酔っ払いました(笑)。来年もぜひ!開催お願いしま~す。

石川の地酒と美食の祭典・SAKE MARCHEさんのfacebookページはコチラ↓↓↓https://www.facebook.com/sakemarche#!/sakemarche


聖地巡盃能登町編「能登杜氏のふるさと」キックオフ

【平成25年10月25日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

神社と日本酒で日本を深く知り、体験し、味わう!「聖地巡盃」プロジェクト。
前回東北に続き石川県能登町で新しいストーリーを作ることになり、現地へキックオフに行ってきました!

海・山と自然が豊富で、夏には「キリコ祭り」 と呼ばれる豪華絢爛な祭りが毎週のように町内のどこかで開催され、さらに日本四大杜氏集団の一つ「能登杜氏」のふるさとでもある能登町。まさに聖地巡盃の舞台にピッタリの地です。
まずは町内を堪能…もとい深く知らなくては、と町内に3軒ある蔵元さんのリサーチへ。

◎「竹葉」醸造元 数馬酒造
自社の商品だけではなく「能登のやさしさ伝えたい」と積極的に活動されている数馬社長。昨年いいね!日本酒。チャンネルにも「日本一若い酒蔵社長」として登場いただいてます。
http://youtu.be/tvB_TMDIYaY
今回も数馬社長に蔵を案内いただき、夜は馴染みのお店で四家杜氏も交え酒談義。「酒造りも人作りも町造りも同じ」という言葉は「深い…」と胸に沁みました。

数馬社長に蔵を案内いただきました。TV局も密着取材中。

 

たくさん深い話をいただいた四家杜氏とのツーショット。四家杜氏は能登杜氏組合能登町支部の支部長でもあります。

◎「谷泉」醸造元鶴野酒造
「充分に目が行き届く範囲の量をできるだけ手造りで」とご説明いただいた女将さんも副杜氏として造りに参加されているとのこと。囲炉裏が切られた居間で試飲させていただきましたが、そこだけ時間がゆっくり流れているようでした。

ラベルも丁寧に手貼りされていました。

 

穏やかな物腰の女将さん。囲炉裏と日本酒で時間を忘れそうでした。

◎「大江山」醸造元松波酒造
色々な地域活性化のプロジェクトにも参加されている名物若女将金七さん。小学生を招いて能登の産業や醸造文化に触れる機会も作っているとのこと。
それもやっぱり人作り、町造りだな~とここでも実感しました。

松波酒造の若女将 金七さん。絶えない笑顔からパワーがみなぎっていました。

 

杉本杜氏ももちろん能登杜氏。関西出身ながら現在は能登在住で酒造り、農業に取り組まれています。

お酒を堪能したところで肴のほうも…
能登町には港がいくつもあり、海の幸が豊富です。
今回の宿は鮮魚問屋直営の宿!「これ何人分???」というボリュームの魚料理と、当然ここでも地の酒。やっぱり合いますね~

翌朝は早起きして近くの港と市場を見学。
こんなに近くで魚が獲れれば美味しいはずです。

これで1人分。ぎりぎり完食できました。

 

早朝の市場を見学。どんどん獲れたての魚が運び込まれて来ます。

 

そして「聖地巡盃」のもう一つのキーワード、神社へも。
能登町にはその名も「酒垂(さかたる)神社」という神社があります。
「その昔、神様が酒樽に乗って訪れた」という言い伝えがあるとのこと。さすが能登杜氏のふるさと!宮司さんからたくさん興味深いお話を聞きました。

能登の夏祭りの先陣を切るその名も勇ましい「あばれ祭」!
酒垂神社を含め町内3つの神社が舞台として登場します。

※あばれ祭の概要は↓↓↓
http://www.town.noto.lg.jp/www/event/detail.jsp?common_id=2563

神輿の終着点となる八坂神社には祭に使われた神輿が納まっていますが…もうボロボロ。

祭で「壊され」た神輿。到着するまでに海に投げ込まれ、地面に叩きつけられ、火の中に投げ込まれ…と大暴れした結果です。

どんな祭なんだろう…とますます能登町に興味が湧いてきました。
これは面白い「聖地巡盃」ストーリーが出来そうです!
と、能登町を満喫したところでプロジェクトの成功を祈願して一同でお参り。

聖地巡盃プロジェクトが成功しますように!!

お酒はもちろん、食、人、文化、自然、空気感…

能登町の魅力の数々はそれぞれ別のもののようで、地元の方の話を聞き、自分で体験すると奥のほうでつながっている…
それぞれの魅力を堪能仕切れないほど体験した今回の旅からどんなストーリーが生まれるのか???
プロジェクトの途中経過はまた報告しますので次回をご期待下さい!
【今回訪れた能登町の「聖地巡盃」スポット】

数馬酒造株式会社
http://www.kazuma.co.jp/

鶴野酒造店
http://www.taniizumi.jp/pc/

松波酒造株式会社
http://www.o-eyama.com/

能登町全体の情報は能登町公式サイトで↓↓↓
http://www.town.noto.lg.jp/www/index.jsp


「能登杜氏組合能登町支部 例大祭」編

【平成25年10月14日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

今回はちょっと貴重な体験談を。
日本四大杜氏の一つとされる酒造りの職人集団 能登杜氏(南部杜氏、越後杜氏、但馬杜氏に能登杜氏で四大杜氏)。その能登町支部 例大祭に参加させていただきました!

会場は地元 石川県能登町 松波神社。当日は結構激しい雨模様でしたがその分神聖な空気が漂います。私も緊張でドキドキしてきました(笑)

会場 松波神社。結構激しい雨が降っていました。

例大祭は四家支部長のあいさつでスタート。四家支部長は地元「竹葉」数馬酒造さんの杜氏さんです。

数馬酒造杜氏、四家支部長のあいさつで例大祭スタート

会場には20人を越える能登杜氏のみなさんに蔵元、自治体他関係者が。
地元のメディアも取材に来ていました。

お祓いを受けているところです

 

蔵元を代表して地元能登町「竹葉」数馬社長も参列されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

宮司さんにお聞きしたところ
「1年間皆が無事で酒造りできるように」
「おいしいお酒ができるように」
「留守中家族が無事で過ごせるように」
の3つを毎年祈願されているとのこと。自分のことだけでなく、造るお酒や家族のことも想われているところがグッと来ます。

宮司さんと能登町支部の事務局をされている町役場職員谷内さん。手に持たれているのはお祓いを受けた「お神酒」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は会場を変えて勉強会。金沢国税局鑑定官室から講師を招いて、酒税法の留意事項や最近の造りの注意事項を聞きました。
皆さんキチンとメモを取られて表情も真剣そのものです。

講義を受ける杜氏の皆さん。キチンとメモも取られる風景は学校の教室のようでした。

講師の方のお話にも熱がこもります

 

 

 

 

 

 

 

講義の後は「待ってました!」のきき酒会。参加者の皆さんが造った今年の「ひやおろし」がずらっと並ぶ画は圧巻です。

全国の地酒蔵から「ひやおろし」がずらっと!

きき酒会といっても杜氏さんが揃っていると内容も違います。
仲間同志で感想を言い合ったり、造りについての悩みを相談したり、それに対して真剣にアドバイスをしたり…。ちょっと驚いたのは技術的な内容について、皆さん自分が苦労して得たであろうノウハウを惜しげもなくアドバイスされていたこと。
「ここにいるのはライバルの前に仲間だから」という参加されていたお一人の言葉が胸に沁みました。

皆さん「自分の酒」と「仲間の酒」を飲み比べ。ハイレベルな酒談義が盛り上がっていました。

最後は宴会場での懇親会。能登杜氏四天王と呼ばれ現代の名工、黄綬褒章も受けられている農口杜氏(「菊姫」「常きげん」)、中杜氏(「天狗舞」)に地元能登町の町長さんや町議会の議長さんほかゲストも加わってそうそうたる顔触れ。
でもそこは地元の方がほとんどという気さくさで和気あいあいと大盛り上がり。

私も朝の緊張はどこへやら(笑)。杜氏さんの解説を聞きながらその造られたお酒を飲むという贅沢な時間を堪能。
それにしても杜氏の皆さん、さすが人生の大先輩だけに話が面白い&奥が深い!お酒の話がいつの間にか生き方の話になり、「前を向いて進んで行けばいい!」とアドバイスまでいただきました(笑)

冒頭ごあいさつされていた地元能登町の持木町長。

 

 

 

 

 

 

乾杯のお酒はもちろん例大祭でお祓いされたお神酒!ありがたくいただきました。

 

 

 

 

 

 

和やかな楽しい宴席でした!

 

地元では能登地域を言い表す表現として「能登はやさしや土までも」という言葉があるそうですが、その優しさ、大きさが能登杜氏の皆さんの造りを通して美味しいお酒になっているんだな~と実感した一日でした。
能登杜氏の皆さん、今年もおいしい日本酒を、よろしくお願いします!!
そして日本酒ファンの皆さんも能登杜氏が醸すお酒を飲むのはもちろん、ぜひ一度能登町へ!!
また違った日本酒の魅力に気付けるかもしれませんよ。
能登杜氏の地元、石川県能登町の情報はコチラで↓↓↓

能登町公式サイト
http://www.town.noto.lg.jp/

 


日本酒フェア2013 後編

【平成25年6月26日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

おまたせしました!最大規模の日本酒イベント「日本酒フェア2013」レポート後編です。

日本酒フェアのお楽しみと言えば…全国新酒鑑評会の入賞酒がきき酒できる「公開きき酒会」!なんと、全国新酒鑑評会の入賞酒400点が自由にきき酒できる(!!)とあって、開場を待ち兼ねる日本酒ファンの長蛇の列が。出遅れたら大変…と焦って列につきます。

会場に入ると一面に入賞酒が!
どこから飲もうかな~おっと飲むんじゃなくてきき酒でしたね(笑)
入賞酒の前に大きなチョコとスポイトがセットされてまして、お目当てのお酒を自分の小さなおチョコに注ぎます。日本酒ファンの皆さん、それぞれ真剣な表情で飲み比べされてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県別金賞受賞数が一位の福島県コーナー、さすがに全部飲むのは難しい(笑)

端から順にきき酒する人、お目当ての銘柄を狙って広い会場を行き来する人、グループで感想を言い合いながら盛り上っている人、一回では味が分からないのかおかわりする人(私です、スミマセン…)日本酒ファンの楽しみ方も様々。

顔見知りに遭遇するたびに「○○○が旨かった!」「今年の△△△はスゴイ!!」と情報をもらいながらあっちに行ったり、こっちに行ったり。まさに日本酒ファンにとってのパラダイス!
何日でもいれる気がして来ました(笑)

日本酒ファンに混じって蔵元もチラホラと。市場の傾向のリサーチですかね。
皆さんさすがに研究熱心です。

後ろ髪をひかれながら会場を出ると映画監督の石井かほりさんと遭遇。
石井監督は石川県能登を舞台にしたドキュメンタリー映画「能登杜氏の技と心(仮称)」の企画を進行中。今日もその取材だそうです。
2015年春の公開を目指しているとのこと。日本酒ファンとしては仕上りが今から気になります。

写真右が石井監督。能登と東京を行ったり来たりの日々だそうです。

近年海外でも注目度が高まっている日本酒。
諸外国における「國酒」の認識を高めよう!と、今年の日本酒フェアでは在日外交官等の方々対象に「The 1st Special SAKE Seminar」が開催されました。

会場もかなりの盛況ぶり。メディアもたくさん詰めかけ、注目度の高さがうかがわれます。

セミナーでは日本酒ジャーナリスト ジョン・ゴントナー氏によるスピーチや海外で人気の日本酒の紹介、料理と合せた試飲…と充実した内容。
会場では外国人の方々と談笑される蔵元の皆さん。これは「SAKE」の海外での活躍がますます楽しみですね。

昆布巻きと冷酒のマリアージュ。冷酒はワイングラスで提供されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナー会場には英語のパンフレットがずらっと

楽しい時間はあっという間。もうそろそろ会場を出ないといけない時間です。

色々な日本酒を飲んで、たくさんの日本酒ファンと話して、
日本酒は「万国共通のコミュニケーションツールだ!」と再認識できた場でした。
名残惜しいな~と思っていたら会場出口には↓↓↓

さすが!気が利いてますね。
会場を出た後私がどうなったかは皆さんのご想像におまかせします(多分ご想像通りです(笑))。

ということで、大充実だった「日本酒フェア」!
会場にいらしていた人も、今年は来れなかった人も、来年会場でお会いしましょう!!


日本酒フェア2013 前編

【平成25年6月20日 スタッフ兼特派員 井上浩和 記】

行って来ました!最大規模の日本酒イベント「日本酒フェア2013」。

早々に受付けを済ませていざ!会場へ。日本酒フェアは主な会場が2つ。各県の酒造組合や団体がブースを出す「全国日本酒フェア」と全国新酒鑑評会の入賞酒がきき酒できる「公開きき酒会」ですが、先ずは「全国日本酒フェア」へ。

期待に喉が鳴る…おっと取材でした(笑)。失礼、胸が膨らみます。

会場に入ると既にたくさんの日本酒ファンに先を越されてました。蔵人と話し込む人や試飲に励む人…日本酒ファン以外にメディアもたくさん入ってました。

各ブースでオススメのお酒を「試飲」させていただきながらゆ~っくり進みます。

 

青森県ブースでは「陸奥八仙」駒井専務がふるまい中

 

 

 

 

 

 

カメラを向けられてるのは福島県会津若松 末廣酒造の新城社長。「聖地巡盃」ではお世話になりました!

世界文化遺産の認定間近!で静岡県ブースにも富士山が

全国の蔵元が県単位でブースを構えて日本酒ファンをお待ちかね。ビッグイベントということでそれぞれ強力な応援団も駆けつけてました。

「取材しないと!」の使命感でちゃんと撮影を。先ずはやっぱりキレイどころから…

先ずは福井県酒造組合さん

こちらは新潟県

岩手県ブースでは「南部せんべい」のふるまいが

 

 

 

 

 

 

 

ひときわ声の大きい人が…と思ったら福島県ブースの応援に駆け付けていた芸人の方でした。今年の新酒鑑評会での県別金賞受賞数が一位(!)ということで記念のウチワとネクタイのコーディネートがバッチリです。

周りを見るとゆるキャラに戦国武将まで!きょろきょろしながら、飲みながら…で前にはいっこうに進まずにお酒だけがどんどん進みます(笑)

甲賀流忍術の発祥地、滋賀県甲南町のキャラクター「にんじゃえもん」

名古屋おもてなし武将隊から加藤清正公も見参!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とうとう進むコトをあきらめ、腰を落ち着けて飲むことに(笑)
さすが日本酒フェア!各県のブースでオススメの「ツマミ」販売も。
お酒とツマミがあれば飲ミニケーションが…ということで近くの日本酒ファンと戦利品(酒とツマミ)を持ち寄り酒談議。こういう輪がスグに出来るところも日本酒のいいところですよね。

漬物協同組合のブースではおいしい「日本酒のお供」の試食が。オネエサンスミマセン、何回かおかわりしちゃいました(笑)

ということで別会場の「公開きき酒会」レポートは次回に持ち越し。

酒談議が落ち着くまでしばらくお待ち下さい(笑)。

 

 


富山県「若鶴酒造」編

【平成25年5月28日 富山県担当特派員 長谷川拓哉 記】

今回は昨年創業150周年を迎えられた、富山県砺波市の若鶴酒造様へやって参りました。

約90年前に酒蔵として建てられ「とやまの近代歴史遺産百選」に選定され、「砺波市ふるさと文化財」にも登録されている若鶴酒造「大正蔵」(砺波市三郎丸)。

ちょうど今月リニューアルされたこちらの蔵と、毎年執り行われております「蔵祭り」のご紹介を致します。

開場と同時にこの人の数…毎年1000人ほど集まるそうですが、今年はいつにも増して多かったとのことです。

「せ~の」の掛け声と共に威勢よく鏡開きが行なわれ、この樽酒は振る舞い酒として一杯無料で来場者の方々に振舞われました。

津軽三味線をBGMにお酒を堪能!いやぁ、天気も良くて素晴らしい…

ステージ上のアトラクションとは別に「利き酒コンテスト」なる物も開かれており、

この世に生を受けて26年、今までの経験を活かしチャレンジ!!

A,B,C,D,Eと5種類のお酒の中から、金額の高い順に選ぶというものでしたが…

結果は正解数0!!!…また勉強して参ります…勉強して分かるレベルでも

無い気がしましたが!真の特派員への道のりはなかなかに険しいです。

リニューアルされた「大正蔵」の中はこんな感じに。

「大正11年(1922)、清酒の製造力強化を目的に新設された。木造切妻造桟瓦葺で、西面の土蔵造り、南面の漆喰大壁、東面のさしかけ造りが特徴的である。内部は木造トラス構造で柱を少なくしつつ強度があり大きな空間が得られる設計となっており、建設時には桁行30間×梁間13間(54m×24m)であったが、平成7年に老朽化した北側12間(約21m)を取り壊す。平成24年(2012)、若鶴の創業150周年と北陸コカ・コーラボトリング株式会社の創立50周年の記念事業として改修工事を行い現在に至る。」

当時の材木等も使用し、大変レトロでオシャレです。

JAZZのコンサートも同日開催しておりました。

音響効果もバッチリです!若鶴酒造様のハッピを着た稲垣オーナーが

飛び入り参加され、プロなみの歌唱力を披露されました。

場面は戻って屋外へ。

当日限定酒の販売もされておりました!安い!!美味しい!!

お酒の仕込水も飲むことが出来ました。軟水とあって、非常にまろやかで

透き通った味でした。ここから若鶴様の「お酒」が出来上がっていくわけですね!

他にも某焼き鳥屋のケータリングサービスや、ますの寿司、枝豆、フランクフルト等

食べ物も非常に豊富でした。中でも美味しかったのは酒粕汁!!!

この味の秘訣は「神のみぞ知る」といった所でしょうか。…すみません。

※神の味噌汁とかけています。

最後はいつもお世話になっております、中村様とパチリ!

今年初めて参加させて頂いた「蔵祭り」でしたが、幅広い年齢層で楽しめるものだと

感じられました。日本酒は家族団欒の必須アイテムであります!

いやぁ、いい一日でした。しかしながら酒粕汁が美味しかった!(笑)

是非富山にお立ち寄りの際は若鶴酒造様へ!事前見学のお申込みは必要ですが、「大正蔵」は必見です!!

以上、富山担当の長谷川でした。

「玄」「苗加屋」「生粋」の醸造元 若鶴酒造様の公式URLはこちらです!↓

http://www.wakatsuru.co.jp/

Check it out!!


「福井県 真名鶴酒造」編

【平成25年5月1日 福井担当特派員 福本 章宏 記】

今回はフェイスブックをフル活用した商品開発のお話を伺いに、福井県大野市の真名鶴酒造様へやって参りました。大野市といえば、かつての城下町の面影を強く残した越前の小京都として有名ですが、酒米五百万石の産地としても全国的に有名です。

玄関では亀の「かめじろう」君がお出迎え。大野市のマスコットキャラクターにちなんで命名されたそうで、近所の小学生に大人気みたいです。

建物の中に入ると、江戸時代から続く蔵元さんだけあって、貴重な酒造りの資料が整然と並んでいます。

さて、今回お話を伺ったのは大阪の酒販店「ひろし屋」さんとの共同企画商品「H24BY MANATURU FK3-YN60」。ガンダムのモビルスーツっぽいネーミングですが、なんとfacebookで消費者の意見を直接聞いてイチから開発した日本酒です。facebook上で集まった一般消費者のメンバーに、日本酒造りの重要な要素(使用米、酵母、日本酒度など)を投票してもらい決定。その設計に従って真名鶴酒造様が醸すといった、SNSが発達した今の時代ならではの商品開発手法を取られたそうです。

販売は「ひろし屋」さんだけの限定商品。搾りの工程「あらばしり」「中取り」「責め」と3種の違いも楽しめる純米酒。

「こんな日本酒飲んでみたい!」といった消費者の声が直接蔵元に届く時代になったんですねぇ。日本酒が好きな方は、日本酒造りの工程の勉強にもなりますので是非次の機会に参加されてみてはいかがでしょうか。

 最後に真名鶴酒造様の看板商品をご紹介。

 「酒蔵秘蔵 特別限定大吟醸」

中身は福井の唎酒会で最高点を獲得し、さらに全国新酒鑑評会でも金賞を受賞した大吟醸をじっくりと熟成させた秘蔵酒。

デキャンタとグラスには、石川県輪島の日本を代表する蒔絵師「田崎昭一郎」さんの蒔絵があしらわれ、格子戸をイメージした飾り箱とセットになっています。

これぞまさに芸術品。触れるのも躊躇するほどの存在感です。和室のインテリアとしても活躍しそうですが、金額も芸術品クラスの525,000円。セレブな方にお薦めします(笑)

春の小京都福井県大野からお届けしました。

【お問合せ先】

真名鶴酒造合資会社
〒912-0083 福井県大野市明倫町11-3
telephone 0779-66-2909

★真名鶴酒造さんの最新情報はこちらで↓↓↓                               公式Webサイト http://www.manaturu.com/                              facebookページ                                                https://www.facebook.com/pages/%E7%9C%9F%E5%90%8D%E9%B6%B4%E9%85%92%E9%80%A0/218668134862806

ひろし屋酒店
〒569-0826 大阪府高槻市寿町3-31-1
telephone 072-696-7725